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円は世界では使えませんから、日本国内で使う生活費だけを円で保有しておいて、あとは全て外貨で保有しておくのが理想です。
日本の銀行は金利が低いので、いくら多額のお金を預けていても勝手に増えてくれたり、勝手に働いてくれたりはしません。
外貨の場合、高利益を得られるかどうかというのは別として、基本的には日本よりも金利が高いケースがほとんどですから、多少なりとも資産運用と呼べるでしょう。
お金に働いてもらうことが重要なポイントでファイナンシャルリテラシーを向上させるための次の一歩として、通貨分散という概念がとても重要になってきます。
といっても、特にマニュアルがあるわけではありません。
これを選べばいいとか、この国の通貨を何%保有しなさいなどという決まったカリキュラムはなくて、一人一人の目的によって選択基準が変わってきますから、答えは無限といってもいいでしょう。
誰かにとってはいい選択でも、他の誰かにとっては必ずしもそうではない場合もあります。
アドバイザーの立場としては、まず「あなたは、どうしたいのですか?」というところが基準になって、そのあとの選択肢や、よりよい方法を考えていくという流れです。
例えば、「ハワイによく行くわ」という人であれば、ハワイはドルを扱う国に属していますから、ドルで口座を持っていることが理想ですね。
海外旅行に行く際に気になるのは、円高か円安かという点でしょう。
少しでも多く外貨を手にしたいのは、皆さん同じです。
また、多くの人は空港で両替されると思いますが、必ず手数料をとられます。
帰国後も円に替えるためにまた手数料をとられます。
ですがドルロ座を持っておけば、為替の変動や外貨両替の手数料を気にせずに済むわけです。
とすれば、この人の場合は、ドルの口座を扱っている銀行を選べばいいというのが答えになります。
もっと言えば、レートのいい時にドルの口座に預けておいて、旅行先でドル決済すれば、いちいち為替レートを気にせずに済みますし、仮にドルの価値があがれば、自然と資産が増えることになります。
これはすなわち、円とドルという2種類に通貨分散していたことによるメリットと言えます。
例えば、円高ドル安、円安ドル高というように、通貨価値は表裏一体になっていますから、今後ずっと円安が続いて円の価値が下がる一方だとしたら、円だけを保有しているのは危険だと判断できますよね。
通貨の一極集中はリスクが高いわけです。
円とドルだけで十分とは言いませんが、できれば最低3通貨、円・ドル・ユーロという通貨分散をすることでリスク回避をするべきだと思います。
リスク回避という言葉が難しければ、先ほどの旅行の話でもいいでしょう。
ョ−ロッパに旅行される方は、ユーロの口座をつくっておけば、いちいち両替をして手数料をとられることもありませんから、それだけでも得をします。
ユーロ安だから、円安だから、という考えをしなくて済みます。
単純に言えば、ただそれだけのことです。
プレることはありません。
そのライフプランに沿った情報の取捨選択ができますから、ゴールへ最短距離で到達できる可能性も高いでしょう。
軸がしっかりしていないと、目先の利益にとらわれてしまい、儲け話にうっかりのってしまって失敗するなんてことも考えられます。
まずは目的を明確化すること。
最終目的を決め、岨歳ずつ逆算して目標を設定する。
何をいつまでに達成する、というように具体的に考えることが重要です。
この時、数値化するとなおいいですね。
第五章:稼ぐ男の実践編ファイナンシャルリテラシー向上のためのステップとして、すでに述べた「海外口座をつくる」「通貨分散する」をこなすことももちろんですが、自分の目的・目標に合った専門機関を見つけるということはとても重要です。
そのためには、これからの生活や老後のことも含めて「自分の資産をどうしたいか?」「将来こうしたい!」というライフプランを立てることが必要です。
自分のプランが定まっていなければ、たとえどんなに優秀な専門家に相談しても、具体的なアドバイスは受けられません。
逆に言うと、資産運用の目的や目標を含めたライフプランがあって軸が明確であれば、外貨で保有することはリスク回避になります。
あまり楽しい話ではありませんが、仮に円が通貨としての価値を失ってしまっても、他の通貨でいくらかは資産を残すことができます。
日本のペイオフという制度では、万が一、銀行が破綻しても1000万円と利息までは保証されますが、それ以上は保証されません。
世界にはペイオンの国もあります。
たとえ銀行が破綻しても、国が全額保証してくれます。
代表的なのはスイスです。
スイスの銀行は、資産運用、資産管理という意味でのキャリアや伝統が他国とは比べ物になりません。
海外のクレジットカードをつくるメリットの前に、基本的なお話をさせていただきますが、カードには大きく分けて前払い(プリペイドカード・電子マネー)と即時決済(デビット)と後払い(クレジットカード)の3種類があります。
クレジットカードには、VISAやマスター、JCBなど各社あります。
銀行のカードにクレジット機能がつくというシステムが多いのですが、日本の場合は、審査があり、過去の履歴を調査してから発行の可否となります。
海外は全く異なるシステムです。
アメリカの場合は、審査がありません。
ただし、発行する時点で口座に担保としてお金を預けておく必要があります。
注目すべきは、どのくらいの金額まで使えるのかという限度額(クレジットライン)で、担保に入れた金額の、%の金額までカードで決済することができます。
担保額が100万円なら、万円、200万円なら140万円がクレジットラインです。
海外では、クレジットカードで車を買ったり、家を買ったりということもあります。
日本は与信で限度額が決まるので、普通の人で加万円や釦万円といった金額になりますね。
利用状況が優秀であれば、限度額が増えます。
「限度額を100万円に上げさせていただきました」なんていうお知らせが届いた経験もあるでしょう。
例えば、過去に延滞してしまって新しいカードがつくれない人がいるとします。
もちろん日本では難しいですが、海外の場合、現時点でいくらかの担保額を現金で用意できるのであれば、発行してもらえます。
過去の履歴は関係ありません。
なぜ、このような違いが生まれているかと言うと、そもそも海外のシステムが世界基準です。
日本の場合、日本のルール(規制)のもとでカード会社が運営しているので、独自のシステムになっているだけ。
日本の金融機関を守るためとも言えます。
て手数料が発生するので、単純に考えて手数料が2倍かかっているということです。
もっとひどいのは、日本の証券会社が海外から仕入れてきた商品を、銀行の窓口で購入する場合です。
さきほどの2段階の間に、証券会社と銀行のやりとりが発生しますから、直接やりとりをするときに比べて、3倍の手数料がかかるわけです。
ですから、直接、海外の商品を購入できるのが一番いいわけです。
海外の銀行のカードをつくって、クレジット機能で購入し、海外口座から引き落とされるというのが一番シンプルです。
銀行側が商品情報を提供してくれますから、その中から選んで購入すればいいのです。
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